家康くん日記

今年度、浜松市では、地域の優れたものづくり技術の維持継承と、次世代産業の担う人材育成を目的に、「浜松ものづくりマイスター」制度を創設し、その認定式が、本日、アクトシティ研修交流センターで開催されました。

その栄えある第1回マイスターに認定されたのは、下記の３人です。

高柳　眞さん（株式会社TRINC代表取締役社長）
　　　静電気関連分野の高度な技術で、多数のオンリーワン製品を開発し、大手自動車
　　　メーカーをはじめ、多くの企業から支持を得ている。平成18年経済産業大臣より、
　　　第1回「明日の日本の支える元気なモノ作り中小企業300社」を受賞。

西尾眞之さん（西尾精密株式会社取締役社長）
　　　冷間鍛造の一種である圧造成形による塑性加工を専門とし、設計から製造までの
　　　一貫生産の中で創意工夫をし、大幅な時間短縮、経費削減を図っている。
　　　平成19年経済産業省より、「第2回ものづくり日本大賞・優秀賞」を受賞。

福地三則さん（株式会社シーエーアイメディア共同開発代表取締役社長）
　　　英語教育教材ソフトの分野で新規ソフト開発と比較し、期間は約1/2、経費は約1/3
　　　で企画開発を実施。市販されるソフトは、常に国内シェア10以内を獲得している。
　　　

　　（左から、浜松市長、高柳さん、西尾さん、福地さん）


「浜松ものづくりマイスター」には、今後、浜松地域の中小企業や後進の技術者に対する指導をお願いし、地域産業の持続的発展の確保や新産業の創出へつながっていくことが期待されています。

（ブルー）