2013年03月14日
【家康くん日記】鍵盤ハーモニカ工場見学レポートじゃ4
工場見学レポートを伝えるのじゃ。
「メロディオン」は熟練の職人技の結晶だったのじゃよ。
~地元でのものづくりにこだわり、長年にわたり技術を継承~
●鍵盤ハーモニカの音は1秒間に400回以上振動する“リード”がつくる
鍵盤ハーモニカの音を出しているのは、鍵盤の裏に取り付けられた“リード”という薄くて小さな金属板です。鍵盤ハーモニカに息を吹き込み鍵盤を押すと、空気の通り道ができてリードが1秒間に400回以上振動し、音が鳴るのです。長さや薄さによって音の高低が変わるので、1音1音に異なるリードが必要です。リードで音を出す楽器には、ほかにサクソフォンやクラリネットなどがあります。
●“リード”は2ミクロン(1000分の2ミリメートル)の精度で削られる
この“リード”は、少しでも長さや厚さがずれると音程が狂ってしまうため、熟練の職人技で丁寧にひとつひとつ作られています。まず、材料を削る作業。熟練された職人が、長年の勘と指先の感覚を頼りに、巧みに機械を操ります。材料となる金属板の厚みはわずか0.3ミリですが、それをさらに削り、最も薄い部品は0.08ミリの薄さにします。音の高さによって削り具合が違うので、2ミクロン(1000分の2ミリメートル)という精度が求められます。

●自社開発の「自動調律機」でわずかな狂いも見逃さない
ハーモニカメーカーでもある鈴木楽器製作所では“リード”が命であると考えています。レーザーを当てて “リード”の1秒間あたりの振動数を計り、やすりで削る「自動調律機」を自社開発しました。職人の丁寧な仕事により作られたリードをさらに自動調律機で調整するため、より精度が高く、狂いの無い“リード”が作られます。熟練された手作業と最先端の設計・製作技術の融合です。

つづく

「メロディオン」は熟練の職人技の結晶だったのじゃよ。
~地元でのものづくりにこだわり、長年にわたり技術を継承~
●鍵盤ハーモニカの音は1秒間に400回以上振動する“リード”がつくる
鍵盤ハーモニカの音を出しているのは、鍵盤の裏に取り付けられた“リード”という薄くて小さな金属板です。鍵盤ハーモニカに息を吹き込み鍵盤を押すと、空気の通り道ができてリードが1秒間に400回以上振動し、音が鳴るのです。長さや薄さによって音の高低が変わるので、1音1音に異なるリードが必要です。リードで音を出す楽器には、ほかにサクソフォンやクラリネットなどがあります。
●“リード”は2ミクロン(1000分の2ミリメートル)の精度で削られる
この“リード”は、少しでも長さや厚さがずれると音程が狂ってしまうため、熟練の職人技で丁寧にひとつひとつ作られています。まず、材料を削る作業。熟練された職人が、長年の勘と指先の感覚を頼りに、巧みに機械を操ります。材料となる金属板の厚みはわずか0.3ミリですが、それをさらに削り、最も薄い部品は0.08ミリの薄さにします。音の高さによって削り具合が違うので、2ミクロン(1000分の2ミリメートル)という精度が求められます。

●自社開発の「自動調律機」でわずかな狂いも見逃さない
ハーモニカメーカーでもある鈴木楽器製作所では“リード”が命であると考えています。レーザーを当てて “リード”の1秒間あたりの振動数を計り、やすりで削る「自動調律機」を自社開発しました。職人の丁寧な仕事により作られたリードをさらに自動調律機で調整するため、より精度が高く、狂いの無い“リード”が作られます。熟練された手作業と最先端の設計・製作技術の融合です。

つづく
Posted by 出世大名家康くん at 18:40│Comments(1)
│「出世大名 家康くん」日記
この記事へのコメント
小学三年生の娘は、学校の授業で、鈴木楽器製作所に工場見学に行きました。ミニハーモニカをいただいて帰ってきましたよ~。
工場見学って楽しいですよね。
工場見学って楽しいですよね。
Posted by タンチャン at 2013年03月15日 08:16
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