家康くん日記

バフィンを一目見ようとホッキョクグマ舎前は、家族連れで一杯。人の波が途切れません。
バフィンも「何かいつもと違う」と戸惑った　ようで、氷のプレゼントを食べてる時、何回も顔をあげ、回りを気にしていました。



陸上で最大最強の肉食動物といわれるホッキョクグマですが、よく見ると表情やしぐさがとてもかわいいので、子どもたちだけでなく、大人にも大人気。子どもたちに混ざってバフィンへのメッセージを書く姿が印象的でした。



だだ、飼育員さんの話では、ホッキョクグマは繁殖がとても難しいらしく、日本の動物園にホッキョクグマは現在４５頭しかいないそうです。バフィンも３回の出産経験があるものの、子どもは育っていないということで、１９才という年齢を考えると今回が出産のラストチャンスなんだとか…。天王寺動物園で待つゴーゴは６才とまだ若いので、なんとか繁殖に成功してほしいものです。
そして、いつかバフィンの子孫が浜松動物園に帰ってくるのを楽しみにしたいと思います。

バフィンは３月２日（水）に天王寺動物園（大阪市）に移動します。
バフィンを見れるのも明日まで、ぜひ家族で動物園にいらしてください。
園内ではボランティアの人が、出産前に死んでしまったカンガルーの赤ちゃんの標本を見せて、命の尊さをお客さんに説明している姿を見かけました。動物園が命の大切さを教えてくれる現場だと知ることができますよ。（レッド）



浜松市動物園（パソコンのみ）