家康くん日記

「浜松城の新たな魅力」をテーマに始まった市民フォーラム。
パネルディスカッションのパネラーの中には、現在放送中のＮＨＫ大河ドラマ「江」の歴史考証を担当している小和田静大名誉教授の顔も見えます。



難しい話ばかりだと思っていたパネルディスカッションもふたを開けてみれば、パネリストの話がおもしろく、会場からは笑い声が聞こえてきます。
そうした中、話題は「浜松城の価値を共有すること」と「浜松城復元への関心を高めること」がポイントに…。
質問タイムになると客席からは数多くの質問がされ、浜松城復元に対する市民の期待の大きさがヒシヒシと伝わってきました。
浜松城の復元には、まだまだ時間がかかりそうですが、一緒にみんなで考えていきましょう。
必要なのは、行政の頑張りと市民の協力だそうです。
浜松城から100年先、200年先のまちづくりの夢が広がっていきます。（レッド）

浜松市制100周年記念プレイベント　『浜松城公園の歴史ゾーンを考える市民フォーラム「浜松城の新たな魅力」』。
（日時）　平成23年2月11日（金）　13:30－16:30
（会場）　アクトシティ浜松コングレスセンター　4階　41会議室
（出演者）　
三浦正幸氏（広島大学大学院文学研究科教授）、小和田哲男氏（静岡大学名誉教授）、加藤理文氏（織豊期城郭研究会）、石川岳男（浜松まちづくり推進センター長）、阿蘇裕矢（静岡文化芸術大学教授）

※写真は、浜松城公園観光整備基本計画（イメージ図）と浜松城跡の出土品（2010年調査）です