家康くん日記

東日本大震災の被災前、宮城県石巻市を舞台に、１本の映画が撮影されました。

市民、行政、企業が一体となって制作したこの映画は、石巻市民ら約５６０人がエキストラとして参加しました。

多くの人が待ちわびた映画の完成試写会が、３月１０日、都内で開かれました。

しかし翌日、宮城県はじめ東日本は未曾有の被害に見舞われました。

美しかったロケ地はがれきに埋まり、出演者の中には津波で亡くなった方や安否が分からない方もいます。

４月からは東北先行ロードショーを行う予定でした。しかし、宮城、岩手、福島の３県では未だ上映の見通しすら立っていません。


そんな中、作品を通して被災地を応援しようと、全国で上映活動が起こりました。

当初１３道県で上映する予定だったこの映画は、震災後に要請が相次ぎ、４４都道府県に増加しました。

浜松市でも、映画のPRと被災地の支援を目的に、鈴木康友市長を顧問として実行委員会が立ち上がりました。

そして本日、浜松市内にて試写会が行われました。

被災前の美しい風景、温かい日常がつまった映画は、改めて、震災の甚大な被害と、この映画のテーマでもある“支え合う心”を伝えています。


その映画は、『エクレール　お菓子放浪記』。



この映画に、復興へのたくさんの想いを重ねて、、
この上映の輪が、被災地の支えになることを願って。


映画は、８月２０日（土）から、浜松シネマイーラで上映します。
前売券１０００円、当日券一般１５００円、小中高生８００円。
すべての入場券から３０円が義援金に充てられます。

★『エクレール　お菓子放浪記』　公式HP

上映についてのお問合せ→シネマイーラ（TEL 053-489-5539）まで

（ピンク）