2011年02月26日
二宮清純氏、江川、イチローなどを語る
本日、天竜区にある天竜壬生ホールにおいて、スポーツジャーナリストとして活躍
している二宮清純氏の講演会が開催されました。
二宮氏は、北京オリンピックでの星野ジャパンの敗因、
逆に上野投手が活躍したソフトボールの勝因などを、ご自身の考え方
も入れて、わかりやすく説明してくれました。
特に印象的だった内容を紹介。
★怪物・江川卓投手の肩は佐久間の天竜川がつくった!
以前、二宮氏が江川氏にインタビューをした時に、「ホップする球が
投げられるようになったのは、中学生の時に過ごした佐久間の天竜川で
石投げをしていたから」と聞かされたとのこと。
佐久間地域の環境が自分自身を作ってくれたと。
★イチローの活躍は「準備力」の賜物
イチローの集中力は物凄い!また彼はルーティーンを大事にする。分単位
でしか毎日の生活のズレが無いのではないか。自分自身の力を発揮するために、
練習をきっちりと行う。まさに準備力がある選手である。
★地域のスポーツ振興に必要なものは・・・
底辺の拡大である。普及・育成・強化が鍵。これからは「絆(きずな)」が
キーワード。地域がまとまり、底辺をしっかりさせれば、自ずと振興につながる。
★リーダーとは・・・ イチローの言葉を引用
「リーダーのいないチームより、一人のリーダーがいるチームの方が強い。
でも、一人ひとりがリーダーの自覚を持って戦っているチームの方がもっと強い。」
リーダーに言い訳は必要ない。
★リーダーの条件
①Passion・・・情熱
②Misson・・・使命感、理念
③Action・・・活動、実行
★世界で活躍する日本人にあるものは・・・
「Skill(技術)よりWill(意志)」
世界の舞台で活躍している日本人のスポーツ選手は、技術はもちろん素晴らしいが、
それ以上に、その舞台で「やってやる!」という確固たる意志がある。
その他にも、スポーツの話題満載の1時間半の講演でした。
会場の方の質問で、「今年のセリーグとパリーグの優勝チームは?」という
問いに、二宮氏は「セリーグは広島、パリーグは日本ハム」と回答。
ただし、広島は自分がファンだからですって。
あと、「斉藤佑樹は活躍できる?」という問いには、「彼はヒッチャーとしての構成力
がある。」「7イニング、9イニングをどう投げるかをわかっている」ため、
少なくとも8勝はするのではないかという分析でした。
(グリーン)
Posted by 出世大名家康くん at 18:45│Comments(0)
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