【CP日記】「いなさ人形劇まつり」完全密着レポート

出世大名家康くん

2012年11月19日 11:23

11月17日(土)・18日(日)、「浜松市いなさ人形劇まつり」が開催されました。





会場は、引佐健康文化センターや多目的研修センター、
また、サテライト会場として奥浜名湖商工会引佐支所でも人形劇が繰り広げられました。



さて、はじめて、いなさ人形劇まつりが行われたのは、平成元年旧引佐町でのこと。
その当時、引佐町に住んでいた影絵人形劇のプロ、マックギルさんが、町内でも
公演をしていたことから、「人形劇を普及させよう」という町民の声があがり、人形劇
フェスティバルを行ったのが始まりです。

今では、全国でも1位2位を争う規模の人形劇の祭典で、有名なプロの方たちから
アマチュアの方たちまで、様々な劇団が集まって公演を行うイベントとなり、
今年は、なんと第24回目の開催です。
スケジュールは、人形劇がはしごで見られるように工夫されています。

まずは、前日の準備の模様からお伝えしましょう。



座って観劇できるように、部屋には絨毯を敷いて、椅子も用意。
明るい部屋は暗幕で覆いました。
まだ殺風景な感じですが、人形劇の舞台が設置されたらどうなるのか、楽しみです。



「おもしろ人形劇大賞」の投票箱も設置しました。
この人形劇まつりでは、観客の皆さんが審査員となって、
投票券を「おもしろい」「ふつう」「ものたりない」
いづれかに投票券を入れます。
さて、今年はどの劇団が大賞に輝くのでしょうか!?

11月17日

お祭り当日です。前日とは打って変わって、あいにくの空模様です。
お客さんは大勢来てくれるでしょうか?



開催前には、劇団の方たちと一緒に資材の搬入、舞台の設営を行います。
実行委員会や区役所の方たちと劇団の方たちは、もうすっかり顔なじみの方も多く、
アットホームな雰囲気で、あっといまに準備が整いました。



準備も終わり、いよいよ開会式。
実行委員会長さんのご挨拶からは、もっと発展して浜松市を挙げてのイベントに
していきたいという意気込みが感じられます。



大人から子どもまで、大勢のお客さんがぞくぞくと会場に集まってきました。





いよいよ、人形劇の始まりです!
人形劇の手法は、出づかい、棒づかい、手使いから紙芝居まで様々です。
一つのお話は、50~80分。
子供だけでなく、大人まで、ストーリーに引き込まれ、目に涙を浮かべる
ことも・・・

まるで生きているかのような人形たちの動きに魅了され、
みなさん、食い入るように観劇していました。
本当楽しくて笑える話には、思わず走り回ってしまう子たちもいました。
いつの時代もおもしろいと感じるものは一緒なんですね。









会場には、人形劇の人形の展示や



手作りの人形なども販売しています。
一つ一つ味があって手作りの魅力を感じる逸品ばかりです!

18日の日曜日は前日と変わって晴天。
野外ステージでは、



子供和太鼓や



物産展もやっています。
こんがりキツネ色に揚がったコロッケは、食欲をそそります!

そして、今日も、素晴らしい人形劇が始まります。











そして、今年の栄えある人形劇大賞は、





2年連続、ショーゴさんでした。
おめでとうございます。
ショーゴさんは、お話が本当に上手で、
皆さん、もうすっかり、ショーゴさんの世界にひきこまれていくのです。

そして、
今回は、シティプロモーション研修として、若手職員がお手伝いに行かせていただきました。
その感想を聞いてみましょう。



 今回、私たちは、ベテランの実行委員の方々の指示のもと、前日の会場設営と初日の
司会進行、もぎり・案内などのお手伝いをさせていただきました。
 初日は、あいにくの天候にも関わらず、大勢のお客さんが訪れました。人形劇が
始まると、役者さんの巧みな人形遣いや感情のこもった声に、まるで生きているかの
ような人形たちを食い入るように観ている様子が印象的でした。劇団側もお客さんと
積極的にコミュニケーションをとって、その反応を見て話し方や声のかけ方を変えるなど、
工夫を凝らしていました。
 2日間の中で、スタッフの方々は皆顔なじみで、和気あいあいとした雰囲気が感じられ、
地域の方々が主体となって、実行委員会や市職員と一緒に作り上げているという印象を
受けました。
 平成の歩みとともに引佐町から北区全体のイベントに発展してきたいなさ人形劇まつり
ですが、さらに発展して浜松市全体のイベントになっていけばと感じました。TVやゲーム
が普及している時代だからこそ実際に目の前で見たり聞いたりして感じることのできる
人形劇の魅力がもっと広く伝わり、感受性豊かな子どもが育ってほしいと思いました。









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